かみのしょむら結隊とは？

　「かみのしょむら結(もやい)隊」は、熊本県合志市上庄地区において、農水省の「農地・水・環境保全向上対策」事業を受けて、Ｈ２０年度に設立しました。地域の景観形成や農地の保全を地域住民が一体となって行い、より良い郷土を作ることを目的としています。
　私たち結隊の特徴は、３つの水利組合と上庄自治会やその他のグループ以外に、新たに「直轄作業隊」を編成して、色々な作業を機動的に行っております。立木の伐採や、特殊な作業などを担当し、農地・水・環境保全向上対策を行う上で、どうしてもやらなければならない作業に取り組んでいます。
　このホームページは地区内の方々への広報を目的に作成しています。結隊へのご理解とご協力を頂くとともに、少しでも活用されるようお願い致します。

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　尚、もし「かみのしょむら結隊」の視察をお申し込みされたいときは、このページ右下の「視察のご案内」をお読み下さい。

　組織の概要

○役員

役職	人数
代表（会長）	1 名
副代表（副会長）	5 名
監事	2 名
書記	1 名
会計	1 名

○活動組織

組織名
上庄自治会
上庄団体営水利組合
北部畑総上庄地区維持管理組合
上庄水利組合
福本一区産業部
木瀬の上農地管理組合
中原大迫開田組合
上庄消防団
上庄こども会
上庄老人会
上庄魅力化推進委員会
虚空天神会
合計12組織

この他に機動的に作業を行う組織として、直轄作業隊を編成しております。また、活動組織数が多く自治会員も200戸を超えるので、組織の運営は代議員制を採用しております。

　活動の基礎となる資源

○協定の対象となる資源
農用地

地目		田	畑	草地	計	位置図に示す 範囲
対象農用地		127.67ha	86.46ha	0ha	214.13ha
協定農用地		127.67ha	86.46ha	0ha	214.13ha
	うち農振農用地	127.67ha	86.46ha	0ha	214.13ha

農業施設

開水路	パイプライン	ため池	農道	位置図に示す範囲
15.7km	23.3km	3箇所	21.6km

	田	畑	合計
協定農用地面積	127.67 ha	86.46 ha	214.13 ha
農地維持支払	3,830,100円	1,729,200円	5,559,300円
資源向上支払(共同活動)	3,064,080円	1,245,024円	4,302,104円
資源向上支払(施設の長寿命化)	5,617,480円	1,729,200円	7,346,680円
合計			17,215,084円

　参考資料

　私たちの地区上庄(かみのしょう)には中世の城跡があり、熊本県北の一地方の中心地だったようです。２００戸程の集落で、本来畑地帯であり水田は塩浸川流域に存在していました。しかし、地下水が豊富なため昭和４０年代にボーリング灌漑による開田事業が行われて、現在は水田面積が広くなっています。また、国営竜門ダムの水利権も既設田以外はほとんど取得しており、以前のように干ばつの心配はなくなりました。
　主な作目は、米・麦・大豆・そば・飼料作物・葉たばこ・施設野菜・路地野菜などで、果樹はほとんど栽培されていません。畑はパイプラインによる灌漑設備が整っているので、花や芝なども栽培されています。もともと１戸当たりの耕地面積が広く、圃場整備も完了していますので、最近は大規模企業農場が小作をして野菜などを栽培しているようです。また、土層が深いので除れきの必要もほとんどありません。

　視察受け入れ

当年度に於ける視察受け入れ状況です。私たちも貴重なお話をお聞きすることができ、農地水活動に参考にさせていただいております。

　新着アルバム

　地域の紹介

私たち上庄地区を紹介します。写真をクリックして拡大してご覧ください。

　連絡先

　視察のご案内